キィニョン食パンについて
2021.08.22
最近よく思います。
キィニョン食パンってやっぱり「美味しい」。
驚くほどふわっふわで
嫌味なほどしっとり。
吸いつくような口当たりが赤ちゃんのほっぺたみたい。
買った日はそのまま食べたい。
もう何もいらなくて、無心に食パンだけを頬張る幸せ。止め時がわからなくて危険な思いをしたことが何度もあります。
翌日以降は(表面のしっとり吸いつく感じがなくなったら)、トースターの出番です。
表面サクっと、内側しっとり。
小さなお子さまや皮(クラスト)が嫌いな方でもキィニョン食パンの皮は美味しく食べられる、と言わしめるだけのことがあって香ばしい皮(クラスト)は思いの他柔らかくて薄い。
赤ちゃんの離乳食レシピで登場するパン粥。キィニョン食パンでパン粥を作ってもらっていたお子さんが、キィニョン食パンを食事やおやつに食べるようになって……。と、いう嬉しいお話を伺うこともあります。食欲のわかない日(自体がほぼありませんが……)でも、食べられる食パン。味の主張がなく、優しい味わいです。
はじまりは「卵と乳が入ってなくても美味しい食パンが食べたいな」というお客様の声でした。
卵やバターなどの甘みやコクに頼らない、発酵由来のほんのりとした甘さとモチモチ食感を併せ持つパンをイメージして試作を重ね、たどり着いたのが “湯種製法” 。小麦粉と湯をこねて一晩寝かせ、小麦本来の甘みを引き出したゆだねでつくる食パンは噛むほどに甘みがじんわり。水分がしっかり残り “ しっとり ” だけど、弾力が強く “ もっちり ” 。シンプルな材料と確かな技術でつくる食パンはキィニョンのパン作りの原点です。
時おり、キィニョン食パンには「ショートニング」使ってるし。とのお言葉もいただきます。キィニョンが使用しているショートニングはトランス脂肪酸1%以下。油を抽出する際も、溶剤ではなく圧搾法を採用しているダボーン社の有機ショートニングです。https://www.daabonorganic.com/p_shortening.htmlさらに、使用しているショートニングの量は粉に対して5%程度。
少しでも安心してお召し上がりいただけると嬉しいです。