カテゴリ:パン
和菓子のような風味の「ゆず抹茶あんぱん」
2018.05.04
しっかりと柚子の香りを感じるピールをトッピングした「ゆず抹茶あんぱん」
中には上品な甘さの抹茶あんがぎっしり。
抹茶の風味、強めです。
それなのに、柚子の香りも負けていません。
異なる味や香りはケンカしがちなので、私も最初は抹茶に柚子は必要ないのでは???と、思っていました。抹茶も柚子も、単体で勝負できる素材なので、抹茶のパン、柚子のパンという具合にシンプルな方が食べやすいのでは?と。まぁ、私、保守的なタイプですから。
しかし、実食してみると!
ありあり!!!!
と、いうか、こういう和菓子を食べた事がある気がする……。
抹茶と柚子の融合。
両方の風味を支え合っている感じ。
パン生地が薄めなので、余計に和菓子感覚で楽しめます。
5月7日から販売開始です。
生地を楽しむ「はちみつレモンティーパン」は
クリーム少なめで風味豊かな味わいです
2018.04.26
生地を一口頬張るとふわ〜っとアールグレイの香りが広がり、幸せな気持ちになります。ところどころに顔を出しているレモンピールの味わいが爽やかで、少し違った味わいを楽しめるので飽きることなく食べ進められます。
そう、こちらは生地を楽しんでもらいたいパンなのです。
そのため、中のクリームは通常より30%程度少なくしています。
北海道生乳を使用したクリームチーズにはちみつを少々。上品な甘味にコクが加わり、香り高い生地に合うような配分に仕上げました。
私は手で半分にわけ、生地に少量のクリームを付けてパクリ。
が、お気に入りの食べ方です。
五月晴れにピッタリの爽やかな味わいのパン。
一度お試し下さい。
5月1日からの販売です
とく
ファン多し!くるみといちじくクリームチーズが戻ってきますよ〜❤
2018.04.25
キター。
古いですが、この文字面が好きなので使ってみました。
「くるみといちじくクリームチーズ」が今年も食べられる事になりましたよ。
お気に入りのパンやスコーンが姿を消すのは非常に遺憾ですが、帰ってきてくれた時は感無量です。
スタートダッシュで張り切り、食べ過ぎる→少し食べ飽きる→商品入れ替えが近づき慌ててまた食べ始める。
まぁ、だいたいいつもこのパターンです。
売れないパンだと判断されて終売になっちゃうのが嫌で、お気に入りのパンが残っているとつい買っちゃう。このパターンも、相変わらずです。見ると買っちゃうので見ないようにお店に背を向けた時期もありましたが、最近はお気に入りが充実していて危険です。
参考までに最近のお気に入り
「お抹茶ショコラ」
もう大人の味わい。上質な抹茶の香りを楽しめる最高にモチモチの抹茶食パン生地、甘過ぎないチョコクリーム、存在感大のスイートチョコタブレット。このコラボレーションが最高!しかも、鮮やかなグリーンが拝めるのは開店後数時間だけ!着色料不使用のため、店舗のライトに照らされて退色しちゃいます。風味はかわりません。
「オレンジとチョコのスコーン」
甘いけど爽やか。オーガニックチョコチップが抜群に美味しい! 温めて食べるのが好きです。
「よもぎスコーン」
もう、素朴な味わいがたまりません。優しい甘味のごろっとかのこ豆に癒される〜。と、思いながら食べています。よもぎの風味、好きです。カラダにも良さそうな感じがこれまたツボです。
「よもぎおやき」
これまた“よもぎ”で素朴です。よもぎあんパン。懐かしい味わい、良いじゃないですか!
草っぽい感じ好きです。春を感じます。
本店限定「コロッケバーガー」
そこに加わった「くるみといちじくクリームチーズ」
イチジクも、クルミも、クリームチーズも好きですが、何よりも生地がいい!
そして、生地と副材料の相性がいい!
味と形状のバランスもいい!
と、私は思うのです。
濃厚なのに、ムシャムシャ食べられちゃう感じ。
私の好みにジャストミート!!!!
(これも、言いたいだけ?(笑))
値段が高くても美味しいパンはついつい買っちゃいます。
そして、また食べたくなりリピート買いしちゃいます。
美味しくても高すぎると、なかなか次に買う機会に恵まれません。
それは、再度買う程には美味しくないという事です。
これが一般的なコストパフォーマンスという事でしょうか。個人的な意見ですが。
多少高くても、ついつい買ってしまう。
ありそうだけどそれほどない、食体験ではないでしょうか。
とく
お待たせしました「よもぎスコーン」
「よもぎおやき〜こしあん〜」4月1日販売開始
2018.03.29
なかなか地味な見た目です(笑)
よもぎ生地にほっくりしっとり甘いかのこ豆がお似合いの「よもぎスコーン」
栄養、ありそう。
栄養、あります。
「よもぎ」には、食物繊維がたっぷりで、ダイオキシンや残留農薬を排出してくれる働きがあるクロロフィルもたっぷり!コレステロール低下も期待できるとなれば、積極的に採りたい薬草であることは確かです。まぁ、薬草と記すくらいですから、カラダには良いでしょう!!
私が小学生の頃は公園や河原によもぎがいっぱい自生していました。学校からの帰り道によもぎを摘んでは手ですり潰し、独特の香りをかぎながら友達と一緒に「くさーい」と笑い合った記憶がよみがえります。平成の小学生はそんなことしないのかな?
一個でいると、哀愁が半端ないです……。
でも、食べるととっても美味しいんですよ。
決して華やかな味わいではないですが、物足りなさは全くない。
見かけだけじゃなく、よもぎの風味がしっかり楽しめます。
「よもぎおやき〜こしあん〜」
こちらも、よもぎがたっぷり(笑)
こしあんとの相性バッチリです。
旬の食材は積極的に接種すべし!
と、私は思っているので、4月からは「よもぎおやき」と「よもぎスコーン」を積極的に取り入れていきたいと思います。
とく
寒が戻り過ぎた東京は積雪を記録
パン作りも難しい時期なのです
2018.03.22
3月21日、春分の日。
ですが、東京ではまさかの雪。
積雪まで……。
つい先日まで暖かくて桜の話をしていたのに、急に真冬に逆戻り。この時期「寒の戻り」とはよく耳にしますが、ここまで戻りすぎると突っ込みを入れたくなります。東京で3月の大雪警報が発令されたのは32年ぶりだそうです。大雪警報、発令されてたんですね……。
さて、こうした気温の急激な変化は「パン作り」にとっても、とっても難しい時期。
気温の上昇で発酵の速度が早まったり、釜内の温度が上がりすぎたり。また逆もしかり。気温や湿度にデリケートなパン作り。季節の変わり目は気温や湿度の変動も大きく、パン作りにとって適した温度帯を探すのがとても大変。ベストな状態を維持する難しさは何にでも共通しますね。
まさに、職人技というか、経験値というか。パンの素となる湯種の段階から状態を見極めて、焼き上がりまでの温度と時間を調整していかなくてはいけないのです。こればっかりは感覚を頼るしかないのでしょうね。
季節の変わり目にも、いつもと変わらないパンが並ぶのが当たり前だと思っていましたが、熟練技に支えられて成り立っているって事を改めて感じました。
ふわっふわでしっとり。
大好きなパンが食べられる幸せを、今日も朝からいただきまーす。
とく