発売前の新作スコーンを食べながら
キィニョンスタッフと交流イベント
2019.06.13
6月30日(日)、キィニョン初のお客様交流イベント「みんなで考えるキィニョンのスコーン」を開催します。このイベントでは7月販売開始の新商品「チョコミントスコーン」の試食を行なったり、キィニョンスコーンの作り方やラインナップをご紹介したり、参加者みんなで新商品のアイデアを出し合うワークショップなどを行います。普段は工房の内側にいる製造スタッフも参加します。お客様とご一緒に楽しい2時間となれば嬉しいなぁ〜。
【イベント内容】
試食「チョコミントスコーン」「プレーンスコーン」
お話「キィニョンのスコーンの作り方、おいしい食べ方、ラインナップ」
ワークショップ「あんな味、こんな味、新しいスコーンを考えよう!」
会場は国分寺駅南口から徒歩2分のオシャレな空間 D−LAND LOUNGE
当日は、7月より販売開始する「地元のタグ付きスコーンセット」を一足お先にお土産としてご用意します。
日時 :6月30日(日)14時〜16時
場所 :D−LAND LOUNGE
国分寺市南町3-22-21 島崎ビル3F(国分寺駅南口から徒歩2分)
地図はこちら
参加費:1,000円(試食スコーン2つ、ドリンク、スコーンのお土産3個付き)
※6歳以下のお子様は無料で同伴可
定員 :15名 6月18日(火)より先着順で受付ます
申込方法:件名を【みんなで考えるキィニョンのスコーン】とし、「お名前」「電話番号」「お好きなスコーン」「普段のご利用店舗」「お子様同伴の場合はその年齢と人数」を記載の上、メールにてお申し込み下さい。
お申し込みはこちらまで[info@quignon.co.jp]
7月から配布を開始する無料情報誌「パン屋 キィニョン」もいち早くご覧いただけます。
美味しく暮らす「バター+α」
ジャムバターや明太バターを作って食べる
2019.05.16
キィニョンには食べること、作ることが大好きなスタッフがたくさんいます。
昨年のクリスマスには、勝手にシュトーレン部(私だけが心の中で呼んでいました)を立ち上げて数週間活動しました。気ままにシュトーレンを買いあさり、買ったシュトーレンの一切れを部員に配布して勝手に食べ比べる。という、自由な活動です(笑)お店によって味わいが全く異なり、多くの発見がありました。一人で10店舗分のシュトーレンは食べられない(お財布的にも)けれど、一切れレベルであれば楽しめる美味しい部活です。
で、せっかくなのでこういった活動を堂々と楽しめるよう、「自由な研究所」を発足することにしました。
研究員はテーマによって自由に気ままに、興味のある人々が集まってワイワイする予定です。研究結果に関してはSNS上と、今後企画しているフリーペーパーにてご紹介できればと考えています。乞うご期待!
そして、さっそくですが
今回のテーマは
「バター自体を美味しくしてみないかい?」
と、いうもの。
そもそも、研究員のKさんが長野県スーパーツルヤさんの「りんごバター」や「レモンバター」が美味しいって情報を寄せてくれたことに端を発しております。ツルヤさんの「○○バター」を東京で手軽に入手することはできないけれど、聞いちゃったからには食べてみたい!食べることに貪欲な研究員たちは、自力でなんとかすることにしました(笑)
『ジャムバターとバター+α』
今回は有塩バターを使って「いちご」や「レモン」「ブルーベリージャム」「はちみつ」「ガーリック」「明太子」といった素材を合わせました。大前提に「手軽にできる」を据えています。
バターを常温にもどす
まずは、バターを常温にもどし、柔らかくして空気を含ませます。
ふわっとマヨネーズみたいな質感です。
間違いなし!シンプルはちみつバターの作り方
【材料】
バター 10g
はちみつ 10g
バターとはちみつ、1対1の分量で合わせます。
小さなボールでなるべく分離しないようまぜまぜまぜまぜ。
期待を裏切らない味わいです。
が、悪い意味でも期待を裏切らないです。
トーストしないで食べたので「はちみつバターサンド」の味わいです。ふわっと食感の食パンが良く合います。たっぷりディップして濃いめのコーヒーと楽しみたいです。
加熱なし!お手軽で絶品レモンバターの作り方
国産レモンを塩で洗い、皮と果汁とはちみつをバターと合わせる「レモンバター」。レモンジャムを作るわけではないので、パパッと手軽に作れます。
【材料】
レモン果汁 10g
レモン皮すりおろし 2g
はちみつ 20g
バター 50g
これ、美味しい! レモンをすりおろして、バターとはちみつと混ぜるだけなのに、研究員一同大絶賛の味わいでした。スッキリとした爽やかな酸味とはちみつの甘みが絶妙。レモン好き、レモンのおやつ好きさんには声を大にしておススメしたいです。国産レモンの出回る時期に作りたい「レモンバター」。ちなみに、この「レモンバター」をトーストしたらどうなるだろう? と、思った私は『自分勝手に自由研究』発動です。「レモンバター」をトーストした食パンにオン。バターが食パンに染み入りジュワ〜っとなり、レモンが爽やか〜な味わいです。個人的には生「レモンバター」の方がフレッシュな風味を楽しめるような気がしたので、お好みでした。ただ、好みの問題です。
「レモンバター」をトーストにのせた『自分勝手に自由研究』の話を所長(研究所を発足したので、最も研究熱心なAさんを所長に任命しました)に話したところ、即座に「私もです〜」。
と、さすが所長。
所長はトーストにのせた方がお好みだったようです。
私は、生「レモンバター」派ですけど(笑)
自家製いちごバターの作り方
【材料】
いちご 75g
グラニュー糖 26g
レモン汁 10g
いちごにお砂糖を合わせてしばらく置きます。
水分が出てきたら煮詰め、レモン汁を加えます。
だいたい60%(66g)程度まで煮詰めたら完成です。
出来上がったいちごソースを冷やした後、バターと1対1の割合で合わせます。今回は全てバターを加熱しない方法で作りましたが、粗熱が取れる前のいちごソースにバターを投入したら、違った味わいになるのでは??? と、興味津々。『自分勝手に自由研究』の時期を伺っています(笑)。
ブルーベリーバター
本店で販売している「のとのジャム ブルーベリー」も、1対1の割合でバターと合わせてみました!
果肉が残る「プレザーブスタイル」です。
これはこれでおいしいのですが、バタートーストにたっぷりのせた「のとのジャム」を堪能したくなりました。
明太子バター
【材料】
明太子チューブ 10g
バター 30g
明太子チューブは市販の明太子ペーストや明太子パスタソースでも大丈夫。純粋な明太子を使用される場合は、マヨネーズを加えて下さい。味わいがマイルドになります。トーストして食べましたが、断然バケッドがお似合いでした。歯が弱い方はくれぐれも食パンにして下さいね。食パンでも十分美味しいですから。
ただ、バケッドは明太子の風味を吸い込んだバターがじゅわーーーーーーっと染み入り、絶品です。バケッドが40代、食パンが20代で40代の肌と20代の肌では化粧水の染み入り方が違うのと同じようにバケッドと食パンではバターの染み入り方が違うのです。と、いう例えで味の違いが伝わりますでしょうか??? 私は下戸ですが、これはもうツマミとして危険海域に侵入していると思います。明太子バターがいれば、いくらでもお酒がすすんじゃうんではないでしょうか。ちなみに、バタッドは薄くスライスして、明太子バターを塗ってトーストするのがおススメです。スナック感覚でサクサクといただけます。みじん切り玉ねぎとトロけるチーズをのっけると、これまた極上。
ガーリックバター(ブラックペッパー)
【材料】
バター 30g
ガーリック 10g
ブラックペッパー お好み
今回は「お手軽」なガーリックの粉末を使いました。フランスパンにガリガリとニンニクをこすりつけて、バターを塗って、ガーリックトーストにしなくても、ふんわりバターにガーリックパウダーを加えてお好みでブラックペッパーを入れて混ぜれば出来上がりです。簡単です。手に匂いもつきません。こちもトーストしていただきます。吸血鬼は即死レベルのガーリック風味が立ち込めておりましたが、美味しかったです。個人的にはガリガリとミルで挽いたブラックペッパーを加えて欲しいです。やはり香りが違います。今回もバケッドに軍配があがりました。明太子バターと同じ理由です。甘くない+αバターはバケッド&トーストとの相性が良いみたいです。
「キィニョンおススメのジャムバター」を決定する予定でおりましたが「どれも美味しい!」が、率直な感想でした(笑)。
ただ、手づくりの美味しさ、フレッシュな美味しさ、というのは存在するようで、「レモンバター」は研究員にとっての美味しい発見でした。
ご家庭で手軽にお試し頂けるレシピばかりです。
ぜひ、試してみて下さい。
皆さまのおすすめバター+αも、教えて下さいね。
とく