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形が変わってもよろしくね!
ベルギーチョコのクッペ

2017.03.31

 

4月からコロンとキュートな形になります。

 

中にはカカオ分61.3%配合のベルコラーデ社製タブレットチョコ。

一流の職人に愛される最高レベルのチョコレートです。

 

 

ベルコラーデ社のホームページでは「伝統が深く息づくベルギーチョコレートへの誉れ高き名声。ベルコラーデはその一翼を担うことに誇りを抱いています。」と。

 

ベルギーチョコレートは美味しい。と、私も思い込んでいますが、どうしてベルギーチョコが美味しいのか。本当にベルギーチョコは美味しいのか、考えたことがなかったなぁ。

 

で、調べてみました。

チョコレートの歴史は古く、紀元前まで遡るといわれています。南米(現メキシコ南部あたり)の人々はカカオを薬や飲み物としていたようですが、当時のカカオは渋みや苦みの強い代物だったとか(カカオ分100%を思うと…味の想像つきますね)。

 

その後、スペイン人によってヨーロッパに伝わり宮廷の人々に広がります。当時のフランドル地方(現ベルギー西部・オランダ南部)にもカカオがもたらされ。カカオ飲料を知った商人達が「カカオ飲料は庶民にも受け入れられる!」とふみ、開発に乗り出します。オランダ人のバン・ホーテン氏がココアパウダーを発明したのもこの頃(おなじみのバンホーテンですよ!)。1828年のことです。

 

ベルギーがコンゴを植民地化し、カカオのプランテーションが盛んとなったことも、ベルギーチョコレートの発展に寄与しているでしょう。

 

まだまだチョコは苦い飲みもの。

 

チョコを甘くしたのがスイス人。

練乳事業をしていたアンリ・ネスレさんとダニエル・ピーターさんが協同でミルクチョコレートを発明!ネスレですよ、今や世界的大企業のネ・ス・レ!

この頃からチョコレートが固形となったもよう。

 

 

焙煎したナッツをカラメリゼした詰め物をチョコレートに施した「プラリネ」の発明(1912年)によりベルギーのチョコレート産業は発展。

 

美食家でチョコレート好きな国民性も手伝ってベルギーにはゴディバのような世界的に有名なショコラティエが続々誕生します。

 

 

人気の高まりとともに、安さを求めてカカオ以外の代用油脂を使用したチョコレートをイ認めた際もベルギーは

「カカオを100%使用したものでないとチョコレートとは呼べない!」

と、主張したようです。

 

頑なですね〜。

職人ですね〜。

 

現在でもベルギーだけはカカオ100%主義を守っているそうです。

 

ここまでくれば、信頼されない訳がないですね!

(ちなみにチョコレートの定義基準は国によって異なるようです)

 

ベルギーチョコレート、今後も支持していきたいと思います!

 

とく

カテゴリ:パン
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