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究極のバタートーストを作りたい〜後編〜

2019.07.02

新発見! 四方の切り込みは

高ポテンシャルの持ち主です

 

パンの厚さが決まったところで切込みについての比較を行いました。

切込みのないバタートーストも満足のいく味わいでしたが、“おいしい”と称されるバタートーストには切込みが入っているケースが多いので十字に格子、さらに四方に切込みを入れてみました。

例えば、喫茶店なんかで食べるトーストを思い浮かべたとき、厚切りパンに十字や格子の切り込みが入っていることがありますよね。でも、この四方の切り込みをお目にかかったことはありません(笑)。なぜなのかは明白。この切り込み、きれいに入れるのが難しかったです。ナイフをグサッとパンに突き刺して貫通させたのち、四隅手前まで切り込みを入れていきます。内側を抜き落としてしまわないように、注意が必要です。

 

いざ、トースト。

 

焼けたパンに約1.5gづつのバター(6gを4等分にしただけです)を塗り広げます。

ここからは、スピード勝負です。

スピーディにいかないと途中でバターが溶け切ってしまい、全体に塗り広げることができないからです。

 

はい。

完成〜。

 

oh, beautiful

なぜか、英語な見た目です(笑)

 

このね、切込みにバターが染み入っておいしいんだわ。

食パンは焼かないでそのまま食べる派の「自由な研究所」所長は、これが一番おいしい!と、言い張っていました。

小麦の風味がいっちばん際立って、もちもち感もピカイチ〜。っと、力説していましたが、所長の主張もむなしく……(続きは紙面をご覧下さい)

 

総合的に格子カットのバタートーストがおいしい

所長は四方を主張し続けましたが、ここは民主主義に則って多数決です。

確かに四方もおいしいですが、総合力で格子に軍配が上がりました。

1、切込みが入れやすい

2、見た目が美しい

3、バターポケットのジュワッとバターが悶絶級に美味

だからです。

 

 

バターを塗り広げる際はスピード重視なのですが、つい手を止めて見入ってしまう、バターが溶け入る瞬間。

アートです。

ファンタスティックです。

 

 

ツヤツヤです。

こんがり小麦色と艶やかなバターの金色、パンの白肌。

見た目のコントラストと同レベルで食感と風味の違いを楽しめます。

小麦の旨味とバターのコクが相まって、贅沢な一品です。

 

 

 

意外な結末!

先塗りトーストが美味しいわけ

 

あなたが普段作っている「いつものバタートースト」を教えて下さい。

そう聞くと多くの場合、トースト後にバターを塗っているとの結果が得られました。

 

こんな絶景だったり

こんな絶景だったり。

を、眺めることもできます。

 

熱っ!

熱っ!!!!

 

と、言いながらバターを塗り塗り。

バターがたっぷりな部分と届いていないところのコントラストも楽しめて、美味しいような気がしていましたが……。

食べ比べたところ、全員一致でトースト前にバターを塗った方法の法が美味しいことが判明しました。

カメラには収められませんでしたが、食パンの上でプツプツぷつぷつプツぷつと踊るバターも絶景でした。見惚れましたよ。

 

こうして決定した「キィニョン究極のバタートースト」。

 

まだ、あなたにとっての「究極のバタートースト」に出会えていない方は一度お試しくださいね。

 

研究を進めれば進める程、バタートーストの奥深さにハマって行った研究員たち。

各自これからも「バタートースト」を深堀りし続けます(笑)

 

 

黄金の輝き。

黄金色とは正にこのこと!

美しい😭

接写しすぎました。

 

今度は、あなたの「究極のバタートースト」のお話が聞きたいな。

とく

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